ひぐらしの森

初出誌
『ぶ~け』1979年8月号 p91~153(63p)
あらすじ
入試の目、入学式の日にふっと心にとめた少女・沙羅と偶然にも同じフラスになった志生野。美しく華やかで、気まぐれな沙羅は自分とは反対なのに、何故か志生野は気にかかる。だがからみつく沙羅に志生野は振りまわされるばかりで、二人の想いは重ならない。繰り返される心のかけ引き。その度味わう苦痛。それでも相手の影を追う。どうしてこんなに魅かれるのか――。分らぬまま、夏・志生野は沙羅の待つ別荘へ向かう…。(『増刊ぱふ』1986年vol.2より)
収録書籍
ひぐらしの森」1980年10月20日 集英社(ぶ~けコミックス)