やさしい時間(とき)に…

『プチフラワー』1981年冬の号 (1981年2月1日) p464

1頁のイラストエッセイ。左側には高野文子さんの同じテーマでのイラストエッセイがある。

雪降る夜の
その音をみつめるように
どうして
昔のことばかり
想うのだろう

十二の日には五つの頃を
十七の昼は十二と五つ
二十三の朝は
十七・・・十二・・・
五つ

・・・想う体積ばかりが
  ふえてゆく