- 初出誌
- 『ぶ~け』1980年8月号~11月号(212p)
- Chapter I 春から夏へ:『ぶ~け』1980年8月号
- Chapter II 夏から秋へ:『ぶ~け』1980年9月号
- Chapter III 秋から冬へ:『ぶ~け』1980年10月号
- Chapter IV …そして空へ…:『ぶ~け』1980年11月号
- あらすじ
- 図書室でいつも同じ本を貸りる事で知り合う蒼生人と浅葱。彼は浅葱に「空一の色」を見ていた。そして浅葱につれられ、冬城のアトリエに通う様になる。人嫌いの冬械が浅葱の優しさだけは受け入れ、又彼女はそれが幸福らしい。過ぎる三人の青い季節――蒼生人の中に「青」が同化する。部活で走る度に、呼吸する度に表情を変え、青は存在する。それは浅葱だ。たが、浅葱と冬城の強い絆を知り、蒼生人は自分があの二人に追いつけない事に気づく。それでも浅葱をみつめ続けよう、会ての存在を受け入れる強さを持とうと思う蒼生人そして秋・雨の降る日、突然冬城が消えた。浅葱は語り始める…「彼は私の一部だったのよ」――。(『増刊ぱふ』1986年vol.2より)
- 収録書籍
- 「空の色に似ている」1981年5月20日 集英社(ぶ~けコミックス)