- 初出誌
- 『りぼんデラックス』1976年春の号 p189~211(25p)
- あらすじ
- 由子が結婚して欧州へ行ってしまう。大人になったら一緒に海を探険しようと約束した志津桜は心が晴れぬまま、一人で庭にサブマリンを造り始める。ある日、志津桜の卒業中学の女生徒・亜里が彼に近づいて来た。志津桜が卒業の時寄贈した貝の標本に魅かれたというのだった。亜里の父はU.S.A.の海軍士官で、10年前に事故に会い、海で死亡している。なのに亜里の描く海の絵は明るく澄みきっている。どうしてなのか――そのうちに時は過ぎてサブマリンの完成も近い日、志津桜は訪ねて来た亜里に夢を語る自分に気づく。(『増刊ぱふ』1986年vol.2より)
- 収録書籍
- 「星くず色の船」1977年5月10日 集英社(りぼんマスコットコミックス)